Agust D 『D-DAY』に収録されている‘AMYGDALA’の韓国語と英語の歌詞の日本語訳(和訳)、楽曲解説の記事です。
AMYGDALA(日本語訳)
I don’t know your name
僕は君の名前を知らない
I don’t know your name
僕は君の名前を知らない
I don’t know your name
僕は君の名前を知らない
요즘 기분은 어때
このごろの気分はどう
I don’t know your name
僕は君の名前を知らない
기억들로 여행
記憶へと旅する
지우고픈 일들
消したい出来事たち
요즘 기분은 어때
このごろの気分はどう
1993
1993
내가 태어난 달
僕の生まれた月
엄마 심장의 수술
母さんの心臓の手術
별의별 일이 많았지
ありとあらゆることがたくさんあったよ
뭐가 이리 다사다난한지
なぜこんな多事多難なんだ
기억조차 안 나는 기억도
覚えてもいない記憶も
다 꺼내 보자고 하나씩
すべて取り出してみよう、一つずつ
다 꺼내 보자고 하나씩
すべて取り出してみよう、一つずつ
Oh oh
Oh oh
최선들의 선택
最善の選択
다음 차선들의 선택
次の次善の選択
차차 선들의 선택 선택 선택 yeah
次々と善の選択 選択 選択 yeah
원치 않던 일들
望まなかったものたち
내 통제 밖의 일들
僕の手に負えないことたち
자 집어넣자 하나둘
さぁ拾いあげて入れよう 一つ二つ
그래 하나둘 그래 하나둘
そう 一つ二つ そう一つ二つ
I don’t know your name
僕は君の名前を知らない
기억들로 여행
記憶へと旅する
I don’t know your name
僕は君の名前を知らない
자 지워보자 하나씩, 그래 하나씩
さぁ消してみよう 一つずつ、そう一つずつ
My amygdala (my amygdala)
僕のアミグダラ(僕のアミグダラ)
어서 나를 구해줘 어서 나를 구해줘
早く僕を助けてくれ 早く僕を助けてくれ
My amygdala (my amygdala)
僕のアミグダラ(僕のアミグダラ)
어서 나를 꺼내줘 어서 나를 꺼내줘
早く僕を救ってくれ 早く僕を救ってくれ
My amygdala (my amygdala)
僕のアミグダラ(僕のアミグダラ)
My amygdala (my amygdala)
僕のアミグダラ(僕のアミグダラ)
이곳에서 구해줘 어서 빨리 꺼내줘
この場所で助けてくれ さぁ早く僕を救ってくれ
Uh uh 그래 참 별의별 일이 많았지
Uh uh そうさ 本当にありとあらゆることがあったよ
Uh uh 귓가엔 엄마 심장 시계 소리
Uh uh 耳元には 母さんの心臓時計の音
Uh uh 전하지 못했던 내 사고 소식과
Uh uh伝えられなかった僕の事故の知らせと
스케줄 중에 걸려 온 전환
スケジュール中にかかってきた電話は
아버지의 간암 소식
父の肝臓ガンの知らせ
최선의 선택들이 맞았었길
最善の選択たちが間違っていないようにと願って
그 또한 모두 지나가 버렸기에
それもまたすべて過ぎ去ってしまった
그래서 이 수많은 고통은 날 위한 것일까
そうしたこの数多くの苦痛は僕の為のものなのか
끊임없던 시련은 날 죽이지 못했고
絶え間なかった試練は僕を殺せなかったし
다시금 나는 연꽃을 피워내
いま一度、僕は蓮の花を咲かせて
Oh oh
Oh oh
최선들의 선택
最善の選択
다음 차선들의 선택
次の次善の選択
차차 선들의 선택 선택 선택 yeah
次々と善の選択 選択 選択 yeah
원치 않던 일들
望まなかったものたち
내 통제 밖의 일들
僕の手に負えないことたち
자 집어넣자 하나둘
さぁ拾いあげて入れよう 一つ二つ
그래 하나둘 그래 하나둘
そう 一つ二つ そう一つ二つ
I don’t know your name
僕は君の名前を知らない
기억들로 여행
記憶へと旅する
I don’t know your name
僕は君の名前を知らない
자 지워보자 하나씩, 그래 하나씩
さぁ消してみよう 一つずつ、そう一つずつ
My amygdala (my amygdala)
僕のアミグダラ(僕のアミグダラ)
어서 나를 구해줘 어서 나를 구해줘
早く僕を助けてくれ 早く僕を助けてくれ
My amygdala (my amygdala)
僕のアミグダラ(僕のアミグダラ)
어서 나를 꺼내줘 어서 나를 꺼내줘
早く僕を救ってくれ 早く僕を救ってくれ
My amygdala (my amygdala)
僕のアミグダラ(僕のアミグダラ)
My amygdala (my amygdala)
僕のアミグダラ(僕のアミグダラ)
이곳에서 구해줘 어서 빨리 꺼내줘
この場所で助けてくれ さぁ早く僕を救ってくれ
credit
作詞
Agust D, EL CAPITXN
作曲
Agust D, EL CAPITXN
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楽曲解説・考察
「Amygdala(扁桃体)」とは、動機、学習、感情と関連した情報を処理するのに重要な役割をする脳構造の一部で、扁桃体というキーワードを通じてトラウマと取り出したくない記憶を語った楽曲だそうです。 公式の楽曲紹介では、“強烈な感情を倍増させるトラップヒップホップ・ポップジャンルの曲で、アコースティックギターサウンドと単純だが耳元に残るメロディーが特徴。”と紹介されています。
楽曲の中に出てくる生まれた頃のお母様のエピソードはBTSの『이사』で、事故の話はAgust D『마지막』にも登場したり、番組等でも度々話しているエピソードです。
また『In the SOOP』にて韓国の文学小説『アーモンド』を読んでいるSUGAの姿が放送されましたが、この物語は扁桃体が人より小さく他者の感情に共感することが難しい少年の成長と家族や友人との愛を描いた物語でした。
直接歌の内容に関連するものではありませんが、家族に愛されていた記憶を巡るその物語のような温かさに似たものを‘Amygdala’にも感じています。
この楽曲についてSUGAは、パンデミックによりすべてのスケジュールが変更になった時期にさまざまな講義を受けていた中で聞いた“扁桃体”という言葉からリリックを書いたと話していました。
講義の中で聞いた“扁桃体”とは、トラウマを防御するメカニズムだそうで、
家の中に倉庫があるとして自分が本当に見たくないゴミをその倉庫に全部入れるとしたら時間が経てば腐ってしまうが家の中だかどうしようもない。
そこで倉庫に入って整理するように捨てるものは捨てていく…という例えのように、SUGAは扁桃体の中に入って自分の否定的なトラウマを整理する作業をしたそうです。
「当時はなぜ自分はこんなに苦しくて辛いのかという悩みがとても多かったし、
何気なく気に入ってくださるだろうと思っても良いことを
いつも最悪だけを考えていた理由がその時わかったんです。」
と話していたSUGAは、なぜ自分がこんな考えをして、こういう状況ではこんな行動をするのかについて当時いくつかの治療を受けながら全てを整理していく中で、アーティストなので音楽にしてみてはどうかとアドバイスを受けたことからこの楽曲が生まれたそう。
そしてIN THE SOOPの撮影に入り宿舎に置かれた『アーモンド』を読んでみたら作業している曲とテーマが同じで驚いたというエピソードも語られていました。