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【和訳】JIN(BTS)「With the Clouds」の歌詞を日本語に翻訳『Echo』5

 

2025年5月にリリースされたBTS JIN(ジン)の待望のソロアルバム『Echo』。
『Echo』は、全7曲から構成され、人生の多様な瞬間がそれぞれ異なる姿の「響き」(Echo)のように広がっていく姿を盛り込んだアルバムとなっています。
初のソロアルバム『Happy』が人々に幸せを伝えることに重点を置いたとすれば、今回のアルバム『Echo』はより率直で深い共感を伝える作品となっています。
本記事では、『Echo』よりRADWIMPSの野田洋次郎氏が楽曲制作に携わったことでも話題の「With the Clouds (구름과 떠나는 여행)」の和訳や、日本語に訳すと「雲と旅立つ旅」というタイトルがつけられた楽曲にJINが込めた想いを読み解いていきます。

 

 

 

 

 

With the Clouds / 구름과 떠나는 여행(雲と立つ旅)日本語訳

 

구름은 오늘도 내 전부를 담아 
끝없이 이어지는 하늘 여행해
석양진 노을, 별이 빛나는 이 밤
작은 두근거림 점점 더 커져가

雲は今日も僕のすべてをのせて
果てしなく続く 空の旅をする
滲んだ夕焼け きらきら光る星屑の夜
小さな ときめき 徐々に膨らんでいく

 

고독의 끝자락에 홀로 서 있는
어디로 가야 할지 모르는 내게
차갑게 얼어붙은 침묵 속에서
네 따스한 속삭임, 날 잡아준 목소리

孤独の果て 一人きり立ち尽くす
どこへ行けばいいのかも分からない僕に
冷たく凍てついた沈黙の中で
君の温かなささやき、僕を支えてくれたその声

 

희미한 구름 속에 
남겨진 흔적 위엔
내가 남긴 것일까 
너의 빗방울일까

ぼんやりとした雲の中に 
残された痕跡の上には
僕が残したものだろうか 
君の雨の雫だろうか

 

잔잔한 하늘 속을 
떠도는 우리 둘이
언젠간 밝은 날을 
함께 꿈꾸기로 해, 영원히

穏やかな空の中を 
さすらう僕ら二人
いつか明るい日を 
一緒に夢見ることにしよう、永遠に

 

서툴게 손을 대면 사라질까 겁을 낸 아이야
영원히 소멸되지 않는 약속의 단어를 만들자

拙い手を伸ばしたら消えてしまいそうだとおびえていた子供さ
永遠に消滅しない約束の言葉を創ろうよ

 


네 슬픔이 담긴 눈물이 비라면
기꺼이 적셔 다 가져갈게
새하얀 네 마음이 검게 물들지 않도록
시작의 그날처럼

君の悲しみを映した涙が雨ならば
よろこんで濡れよう すべて受け止めるよ
真っ白な君の心が 黒く染まらぬように
はじまりの、あの日のように

 

부드럽게 곁에서 속삭이는 소리
은은하고 따스하게 건네는 손길
설렘으로 가득 찬 내 숨결의 떨림
이 포근한 설렘은 점점 더 번져가

柔らかくそばでささやく声
ほのかに温かく差し出された手つき
ときめきで満たされていく僕の息づかい
このふわふわとしたときめきは徐々に染み渡っていく

 


희미한 기억 속에 
나를 감싸안은 채
그리운 그 손길은 
나를 물들여가네

ぼんやりとした記憶の中で
僕を包んでいた
懐かしい君の手つきが
僕の色になっていく

 

스쳐 간 바람 끝에 
남겨진 흔적 위로
조용히 날 울리며 
작은 속삭임으로 날 이끄네

掠めた風の果てに
残された痕跡の上で
ひっそりと僕を泣かせて
小さなささやきで僕の行き先を照らす

 

서툴게 손을 대면 사라질까 겁을 낸 아이야
영원히 소멸되지 않는 약속의 단어를 만들자

拙い手を伸ばしたら消えてしまいそうだとおびえていた子供さ
永遠に消滅しない約束の言葉を創ろうよ

 

네 슬픔이 담긴 눈물이 비라면
기꺼이 적셔 다 가져갈게
새하얀 네 마음이 검게 물들지 않도록
시작의 그날처럼

君の悲しみを映した涙が雨ならば
よろこんで濡れよう すべて受け止めるよ
真っ白な君の心が 黒く染まらぬように
はじまりの、あの日のように

 

 

credit
作詞
Noda Yojiro, Pdogg, 진, ADORA
作曲
Noda Yojiro, Pdogg, 진, ADORA

 

※日本語訳は意訳を含みます。転用及び転載はご遠慮ください

 

 

 

楽曲紹介文・解説

 

雲と旅立つ旅行、夢幻的で叙情的なJロック(J-rock)ジャンルの曲だ。 僕のすべてを抱いてくれた友達である“雲”の旅を共にした童話のような心を素材にする。 歌を聴いていると、温かいアニメーション作品が描かれるようだ。 感情線はますます高まって豊かになるが、サビのテンポがますます遅くなる曲の構造が独特だ。[公式楽曲紹介文より]

 

〰️

公式紹介文にもありましたが、野田洋次郎氏が楽曲制作に関わったこともあり、この楽曲を聴いていると新海誠作品の美しい雲が脳裏に浮かんでくる幻想的でファンタジックな世界観を感じる一曲。

タイトルの“雲”とはいつもそこにいてときには自分を写し、ときには包み込むように慰めてくれる存在として描かれていますが、この“雲”という単語に乗せる意味は聴く人それぞれによって変わってくるように感じました。
野田洋次郎氏やお馴染みのPD陣だけじゃなくジンくん自身も作詞作曲に携わったこの楽曲。個人的に、この曲を初めて聴いたとき2019年にジンくんが公開した「이 밤」という楽曲を思い出しました。ジンくんの実家で飼っていた真っ白くかわいい犬のチャングやオデンやオムクといったARMYにも愛された彼らが、顔を上げればいつでもそこにある雲になっていたら……そんなことを考えながらこの楽曲を聴いています。

 

 

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