2019年に公開されたBTS V(テヒョン)の自作曲「Winter bear」の日本語訳と楽曲解説です。
Winter bear 日本語訳 / 和訳
She looks like a blue parrot
Would you come fly to me
I want some
Good day, good day, good day
Good day, good day
彼女は青いオウムのよう
僕のところに飛んできてくれるかな
ほんの少しでも
どうか良い日に
Looks like a winter bear
You sleep so happily
I wish you a
Good night, good night, good night
Good night, good night
冬のくまみたいだね
幸せそうに眠る君
僕は願うよ
どうかすてきな夜を
Imagine your face
Say hello to me
Then all the bad days
They’re nothing to me
With you
君の顔をイメージする
僕にハローと言う君
そうすればどんな悪い日々も
なんてことないんだ
君と一緒なら
Winter bear
冬のくま
Sleep like a winter bear
Sleep like a winter bear
冬のくまのように眠る
冬のくまのように眠る
Produced by Hiss noise, ADORA
(Hiss noise, V, RM, ADORA)
楽曲解説
「Winter bear」は、映画『アバウト・タイム』で眠っている彼女を起こしてプロポーズするシーンからインスピレーションを得て制作した楽曲だそうです。(Vlive談)
タイトルの“冬のくま”というユニークで可愛らしいキーワードも映画のヒロインが心地良さそうに眠る姿のように、一つの言葉で幸せなひとときをイメージさせるテヒョンくんのアーティストとしてのセンスが色濃く感じられます。
また、冒頭に登場する“Blue parrot”という歌詞は元々“Blue bird”だったそう。
希望の象徴である青い鳥を一度ひねってオウムに変えて表現してみたという“Blue parrot”。
それは希望の対象を示す言葉や背景、またはそうした時間のことかもしれないが、当時のテヒョンくんの中にあった明るい感覚により、その表現が思い浮かんだそうです。
英語詩を書くにあたり、メンバーのRMに手伝ってもらったそうですが、“良い日になってほしい”と“Good day”というフレーズがくりかえされる前に、ただ“I want”とするのではなく“want some(いくらか欲しい / 少しいる)”というように、言い切りをしないカジュアルな言い回しにしていたり、余計な言葉を削ぎ落としながらも言葉と言葉の余白を感じさせる部分など、素敵な余韻が随所に散りばめられています。
この楽曲「Winter bear」は、テヒョンくん自らが監督したMVもとても美しく、楽曲の世界観が表現された映像も必見です。
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