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日本語歌詞 / BTS RM 「4 Domodachi 」/ 和訳・楽曲解説

 

BTS RMのソロ 2ndアルバム「RightPlace,Wrong Person」。

5月24日にリリースされたこのアルバムから4曲目に収録された「Domodachi (feat. Little Simz)」の日本語訳(和訳)と楽曲の解説・考察を書きました。

 

youtu.be

 

 

 

 

Domodachi (feat. Little Simz)  日本語訳 / 和訳

 

Muhfuckas want a bigger growl


Muhfuckas need a damn patrol


I been slipping thru all kinda bullshit


이제 잊었어 나의 출신

クソどもはやたらデッカく唸りたがる

クソどもにはくそほどパトロールが必要だ

俺はあらゆるデタラメをすり抜けてきた

もう忘れちまった俺の出身

All suckers wanna get it


Take a sip 그 잔에 부어 말없이


All the suckers wanna hit it


Ima lead you to the heaven 불어 피리


All my friends wanna get around in O's


All my friends wanna take another pose


Yeah  Im knocked out
What a bullshit

(Get the fuck down!)


Muhfucka, want a doom shit

すべてのカモが欲しがる

一口飲む その杯に注ぎ 何も言わずに

すべてのカモがヤリたがる

俺は君を天国に導く 笛を吹いて

友達はみんな O'sを歩きまわりたがる 

友達はみんな 違うポーズを取りたがる

Yeah 俺はヘトヘトだよ

なんてくだらねぇ(平伏せ!)

クソ野郎ども 破滅を願う

 

No more goofin' around, I want cool shit


Ima stay calm when they come up

with that new shit


그저 붙여 이 모닥불의 불씨

친구들은 모여 내 주위 하나둘씩


Get high gettin' fire we in saudi


Let me go ape, get down with the party


Yeah, I'm knocked out, muhfucka


What a bullshit

(Get the fuck down!)


걍 쳐들어가 불시에

これ以上グダグダ言うな 俺はクールにしたいんだ

奴らがデタラメを考えつこうが俺は冷静でいるんだ

ただくっつけて この焚き火の火種 友達は集まって 俺の周りに 一人 二人と

ハイになれ 火をつけろ 俺らはサウジにいる

サルのようにはしゃぎまわって パーティーを楽しもうぜ

Yeah 俺はヘトヘトだ、クソ野郎

なんてくだらねぇ(平伏せ!)

闇雲に攻め込め 不意に



みんな友達ここで踊りましょう


(踊ります right now)


みんな友達ここで踊りましょう


みんな友達ここで踊りましょう


(踊ります right now)


みんな友達ここで踊りましょう

 

Muhfuckas want a bigger growl


Muhfuckas want to take control


All my friends cryin' in a row, you won't get it

Free soul, you betta come up with it

クソどもはやたらデッカく唸りたがる

クソどもはコントロールしたがる

すべての友達はみんな泣いている

お前には理解できないだろう

自由な魂、お前はその答えを見つけ出すといい

 

 

Look, I step on the place and they yell,Go figure


Watch, Ima go all out for my hitta


I already told them Ima gorilla


Simz and RM man it don't get bigger


Catch me in the back with my g's dem


Greet them with respect when you see them


Run me up a check  Ima need that


And give my co dee a stack

ほら、私がその場所に立つと奴らは信じられない!とほざく

見てて、私は友達の為に全力を注ぐ

言ったじゃない 私はゴリラだって

SimzとRM これ以上ビッグなものはない

私の友達と私をしっかり支えて

そして彼らに会ったら敬意をもって挨拶して

小切手を切って 必要なの

そしてコーディーにも札束をやって

 


'Cause that's my dawg  That's my homie


You and I know I don't do phoney


I set the tone listen up closely


You know my name

but you do not know me, I got

Got my broski's back till the end


You can't put one hand on my friend


We just here for a good time everyday


내 선은 넘지 못해

だって私の相棒だから 大切な私の友達

私がインチキしないことはあなたも私も知っているでしょ

あなたは私の名前を知ってるけど

あなたは私のことを知らない

最後まで私の友達を支えて

お前は私の友達には手出しできない

ただ毎日楽しく過ごすためにここにいるの

私の線は越えられない


 


みんな友達ここで踊りましょう


(踊ります right now)


みんな友達ここで踊りましょう


みんな友達ここで踊りましょう


(踊ります right now)


みんな友達ここで踊りましょう


みんな友達ここで踊りましょう

(踊ります right now
)

みんな友達ここで踊りましょう

 

 

credit

作詞:bj wnjn, Mokyo, 김아일, Nancy Boy, RM, Simbiatu Ajikawo, San Yawn, 정크야드 (JNKYRD)
作曲:bj wnjn, Mokyo, 김아일, Nancy Boy, RM, Simbiatu Ajikawo, San Yawn, 정크야드 (JNKYRD)

 


※ Muhfuckas=motherfucker (最低の男、下劣な男、嫌なやつ、くそったれ、ばか野郎)
※suckers =乳飲み子,だまされやすい人,おめでたい人

※ O's 1 =「X's and O's」というスポーツの戦略における攻撃側および守備側の選手たちを表す
※ O's 2 = タバコの煙を輪にする技

 

 

Domodachi (feat. Little Simz) 解説・考察

 

RMと同い年のイギリスのラッパーLittle Simzをフィーチャリングに迎え、打楽器とパーカッションサウンドが耳を虜にするオルタナティブヒップホップ曲。
公式紹介では“友達と踊る楽しさをテーマにした”とされていますが、冒頭シンプルだったサウンドがRMのラップの速度の変化をきっかけになだれ込むように変化して行く様子はどこか“噛み合わなさ”を感じます。

タイトルの「Domodachi」という言葉は日本語を正しくローマ字にした“Tomodachi”とは異なっています。
これは“友達”という日本語の発音をハングルにした時のハングルの発音が元ネタになっているのだと思いますが、韓国人の方のブログ(楽曲やBTSに関係のない数年前のVlogなど)を検索したところ、“Tomodachi”と書いている人もいましたが、“Domodachi”という書き方をしている人やハンドルネームに使用している人も見かけました。
日本でも一般的に使用している“プルコギ”や“キンパ”という韓国の言葉がありますが、韓国語のカタカナ表記は正しい発音とは少し異なります。
このように、異国の言葉を好意的に使っていても少し違ってしまうほろ苦い可愛らしさのようなものをこの楽曲のタイトルやコーラス“みんな友達 ここで踊りましょう”というリリックから感じました。

 

たとえば、人間と仲良くなりたかっただけなのに、すれ違いから悲劇的な結末を迎えるしかなかったフランケンシュタインのように、明るい詩とは裏腹の不穏さになんとも言えない魅力を感じます。

 

楽曲の中の“Get high gettin' fire”というリリックは、アルバム1曲目の「Right People, Wrong Place」に登場した“Feelin' high on a forest fire(山火事でハイな気分を味わう)”というリリックとのつながりが。

また、“俺は君を天国に導く 笛を吹いて”という歌詞は、BTSの「Pied Piper」という楽曲の“この笛の音についておいで”
“僕は君の天国”
という2つの詩を思い出しました。

ハーメルンの笛吹きのように、笛を吹けばたくさんの友達がついてくるとどこか皮肉のように歌うこの曲。
いつか彼の「僕たちは新しいコミュニティだ」というスピーチを聞きながら互いに涙した美しい瞬間や「僕たちはお互いに縁を結んだ」という素敵な話をしてくれたあの瞬間をA面だとするならば、この曲は彼のB面的なアプローチで綴られた友達ソングなのではないでしょうか。

そして、みんなの心を掴む巧みなスピーチをする彼のことも本当に素晴らしく素敵な人だと尊敬していますが、個人的には、まさにこの楽曲が醸し出す雰囲気のように、どこかキュートで危なっかしいウィットに富み、それでも希望を見せてくれる彼の一面こそがARMYを惹きつけてやまない部分なのではないかと考えています。

 

 

 

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