BTSのメンバーたちが好きな映画やドラマ、またVliveやインタビューなどで観たと話していたおすすめ作品を観る人のシュチュエーション別(気分別)にまとめました。
何も考えず爆笑したいとき
ハング・オーバー!
友人の結婚式を控え、ラスベガスで独身最後の夜を過ごそうと集まった仲間たち。
翌朝泥酔状態で目覚めるとそこにはとんでもない光景が広がると共に新郎が姿を消していて…
ボス・ベイビー
見た目は赤ちゃんだが知能は大人のボス・ベイビー。
7歳のティムの弟として迎えられたボス・ベイビーと共に世界を揺るがす巨大な陰謀に挑む!
ジミンくんが飛行機の中で8時間もかけて英語の勉強をした際に、リスニングの教材としてこの映画をチョイスしていたそう。
Vliveで話していたときには、ナムジュン曰く難しい表現がたくさん登場するとのこと。
スリリングで壮大な王道ムービー
MCUシリーズ
アヴェンジャーズ
アイアンマン
ドクターストレンジ MoM
ブラックパンサー
メンバー全員が好きと言っても過言ではないマーベル・シネマティック・ユニバース作品。
中でもジョングクのお気に入りの『アイアンマン』と『アヴェンジャーズ/インフィニティウォー』『アヴェンジャーズ/エンドゲーム』の連作に登場するサノスネタはメンバーたちの会話によく登場する印象。
内容としては、どの作品もテンポの良い展開やオシャレでウィットに富んだ会話劇、なんといっても超絶かっこいいアクションが見所で、その中でも、各作品ごとに公開された当時の社会問題や、“正義とは何か”という永遠の葛藤を通したヒーローたちの成長物語が織り交ぜられ、物語に触れるたびに無限の感動を与えてくれるシリーズです。
莫大な量のシリーズなので、サブスクリプションサービスのDisney+内にまとめられている時系列順に観ることをおすすめしますが、個人的にはユンギとホソクがおすすめしていた『ブラックパンサー』、ナムジュンが言及しテヒョンとジョングクも観た!というような反応をしていた2022年公開の映画 『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』がお気に入りです。
インセプション
他人の夢に侵入し秘密を抜き取るスパイが最後に選んだミッションとは…
一部日本のアニメーション作品からヒントを得たのでは?という説もあるものの、多くの人にとってはこれまでに見たことのない斬新な映像と複雑な物語の構造を持ちながらも話の軸には主人公のトラウマとの対峙…という王道ストーリーがあり何度もくり返し観たくなる作品です。
SUGAは10回観たと話していました。
インターステラー
人類滅亡の危機にある近未来で人類と愛する家族を守るため、宇宙へと旅立つ主人公の物語。
こちらも『インセプション』同様、時間軸のトリックや宇宙的な概念など、複雑な要素を持ちながらも普遍的な愛を描いた物語です。
VliveやRun BTS! などのコンテンツで、ナムジュン 、ユンギを中心にクライマックスのシーンを真似することも…。
ダークナイト
『インセプション』『インターステラー』を手掛けたクリストファー・ノーラン監督によるバットマン3部作の2作品目。
SUGAは『ダークナイト』のバットマンの“スーパーヒーローでありながら人間の弱さも持っているという所が好き”だと話していました。(2021.VOGUEインタビューより)
思いっきり泣きたい夜に
君に読む物語
ジミンくんにとって、weverse内で「7回も観た」と発言していたほどお気に入りの作品。
身分の違う若者の燃えるような恋が、やがて幾つもの時を経て物語として語られたとき主人公の生涯をかけた愛情に涙が溢れるはず。
アバウトタイム
ある日突然、父親から一家代々男性たちにのみタイムトラベル能力が受け継がれてきた…という驚くべき事実を知らされた主人公。
あらゆる場面でタイムトラベルの力を使い人生を模索し愛する人との出会いの中でかげかえのないものに気づいていく…。
7番房の奇跡
無実の罪で投獄され愛する一人娘と引き離されてしまった知的障害を持つ男性と7番房で出会った人々の温かな優しさに涙が止まらなくなる悲劇の物語。
2014年にテヒョンくんが人生最高の映画にあげてた『7番房の奇跡』。
ジンくんと共に鑑賞したらしく“目に蛇口がついてるのかと思うぐらい涙が出た”そう。
ゆったりとした時間を過ごしたいときに
海よりもまだ深く
ひょんなことから台風の夜に一つ屋根の下に集まった元家族の会話劇。
なりたい大人になれなかった人たちの物語を通して、ささやかな幸せに気付かされる心温まるストーリー。
ボクたちはみんな大人になれなかった
夢もなく鬱々とした毎日を生きる40代の男が20代の頃に出会った忘れられない彼女との思い出を通して人生を振り返っていく。
物語上の意味するところの“大人”になれずに生きる人たちには確実に刺さる物語です。
(Netflixオリジナル作品です。)
リトルフォレスト 春夏秋冬
都会での生活に躓き大自然に囲まれた故郷へ戻ってきた主人公。自給自足の生活の中で、母との思い出を振り返りながら自分の生きる道を見出していく。
Netflixのドラマ『二十五、二十一』での熱演も話題になったキムテリの控えめながら味わい深い演技も見どころ。
恋愛小説家
Vの『Snow Flower』に有名なセリフが引用されています。
偏屈な小説家が周囲の人々との交流により愛を育む王道ストーリーだが、“映画を観る”という行為に求める癒しや人生を豊かにしてくれる気づきもありとてもとても素敵な物語です。
君の名前で僕を呼んで
恋に落ちて次第に人を深く愛していくという過程の美しさが切ないまでに詰め込まれた“珠玉”という言葉がぴったりの名作。
映像の美しさや音楽も秀逸です。
価値観を揺さぶられたいときに
パラサイト
アカデミー賞で外国語映画として史上初の作品賞を受賞したことでも大きく話題になった作品。
韓国の格差社会を描いた物語でありながらもブラックコメディ要素もあり、観るものを飽きさない作りが見事な作品。
殺人の追憶
実際に起きた連続殺人事件を映画化したサスペンス。
ポン・ジュノ作品ではおなじみのソン・ガンホさんの演技は圧巻です。
ドント・ルック・アップ
コメディでありながら、目の前の危機が迫ってきたときの人間たちの態度や奮闘を盛大に皮肉った一作。
劇中では“隕石が落ちてくるかも?!”という課題が人類に襲いかかりますが現実社会の問題に置き換えるととてつもなく恐ろしい気持ちになると同時に、ラストシーンでの主人公の言葉に胸を打たれます。
(Netflix)
ベイビー・ブローカー
是枝裕和監督が韓国の俳優をキャスティングした初の韓国映画としても話題の作品。
赤ちゃんポストをめぐり始まる物語ではあるが、登場人物たちを含めたこの世に生きるすべての命が尊重される権利や環境について考えさせられる物語で、悲しいほどに不器用な優しさに目頭が熱くなるストーリーです。
監視資本主義:デジタル社会がもたらす光と影
実在のSNSの開発者たちによりインターネットの仕組みが解説されるとても興味深い内容。
個人的に“真実よりも面白いかの方が重要”というセンテンスが印象に残っています。
ナムジュンがVliveで紹介していた作品。
(Netflix)
ドラマシリーズ
※ドラマはすべてNetflixのみで配信されています(2022.10.1 時点)
ウ・ヨンウ弁護士は天才肌
自閉症スペクトラムを持つ主人公ウ・ヨンウ。
天才的な頭脳を持つ主人公が様々な事件を解決していく中で周囲の人々との交流を深めていく。
ウ・ヨンウと親友のトングラミの合言葉のような挨拶のジェスチャーが話題で、メンバーたちがEpisode内で真似をしていたかわいらしい場面も。
二十五、二十一
一生に一度の忘れられない初恋と大切な友情が彩る青春のきらめきを描いたドラマ。
個人的に現時点で今年の韓ドラ・ベスト3に入るかもしれないほど大好きな作品です。
その年、私たちは
正反対の2人のラブコメディー。
学生時代に出会い、別れ、大人になって再び再会したことで始まる物語は、人生や恋の苦味が詰め込まれていて、テンポの良い展開ながらもラブストーリーの切なさを存分に味わえる秀逸な作品。
ストレンジャー・シングス
言わずと知れたNetflixの大人気シリーズ。
ジミン、ジョングクについて、観たという言及はないものの、S3公開直後には早速メンバーたちと話したがっていたテヒョンくんを筆頭にドラマの話で盛り上がっていて、メンバーたちの多くも夢中になった作品のよう。
SFホラーではあるが、友情や愛情といった人と人の関係がとても丁寧に描かれていて観た人たちは必ず主要キャスト全員に肩入れしてしまうこと間違いなしな作品です。
(シーズンが進むに連れてホラー要素が濃くなるので耐性のない方は少し注意が必要かも)
ちなみにSUGAはS1~S2が公開された頃にいち早く発売されたブランドとのコラボパーカーやTシャツを着用していました。
あとがき
メンバーの観たことのある映画やドラマの中で個人的におすすめなものを気分別に分類してみましたがいかがでしたでしょうか?
膨大な量の為一部割愛した作品もありますが、
大まかなメンバー別リストもTwitterにて公開しているのでぜひご覧下さい。
BTSが観た映画やドラマ①
— しお (@888s_i_o888) 2022年8月13日
・ジョングク
・ゆんぎ
・ジン
・ホソク pic.twitter.com/r9qfXuHoIW
BTSが観た映画やドラマ②
— しお (@888s_i_o888) 2022年8月13日
・ナムジュン
・テヒョン
・ジミン pic.twitter.com/WWQU10hT5C
文字数の都合で載せられなかったものも含むメンバー別の完全版リストも作成中なので、また思い出したとき用にこの記事をブックマークして遊びに来てもらえるとうれしいです。
韓国版のドラマ『最高の離婚』の中に出てくる大好きなセリフがあるのですが、推しの観た映画や本を読むとき、いつもこのセリフを思い出します。
「好きな人の好きな本も映画も全部みた。
退屈だったけど面白かった。
あーこういう作品が好みなのね…。
あぁ、ここで笑ったのかなぁって分かったから」
というセリフです。
大好きなメンバーたちと同じものを観るという行為は、その相手を深く知りたいと思う気持ちの表れだと私は思います。
映画を通して大好きな人のすてきな一面を新たに発見したり、あらためて気付かされたり…。この記事を通してみなさんの中の“好き”が大きくなるお手伝いができれば幸いです。